Now Loading...

052-461-5445

お知らせ

News

絵本「あざみの花」のご紹介

絵本「あざみの花」のご紹介

こんにちは、宗教法人 慈法寺です。
ホームページをご覧いただきありがとうございます。


六月になり日に日に暖かくなってきていますね。

それと同時に梅雨の時期でもあり
なかなか傘が手放せない時期でもあります。

草木や花にとっては幸せな時期なのでしょうか。

最近、近所であざみの花が健やかに咲いているのを
見かけるようになりました。

あざみの花とは、
綿毛のついた紫やピンクの花がかわいらしく
ギザギザのトゲが特長のお花です。

あざみの花の花言葉は、
「孤立」、「報復」、「触れないで」
などがあります。

孤独を感じさせるあざみの花言葉は、
トゲのある姿と、すっと伸びた固い茎に
由来しているみたいです。

なぜ「あぜみの花」の話をしたかといいますと、
ご縁があって知り得たある絵本を
紹介しようと思ったからです。

どのような絵本なのか軽くまとめてみたので
ぜひ一読してみてください。

あざみの花 The Thistle Flower

1945年8月6日、アメリカが広島に原爆を投下。
当時10歳だった著者が胸の奥深くに閉じ込めてきた母の最期を綴ったノンフィクション。

原爆投下後に伯父夫婦を救助するために
広島市内に行った母は白血病にかかった。

乳がんに冒され、衰弱していく母の苦しみと同時に、
その闘病生活を支える父や幼い子どもたちの
苦悩や葛藤を、文章と鉛筆画で表現した絵本。

「原爆さえなかったら!」
被爆者やその家族の思いを
後世に届けていくための一冊。


2017年に出版された『あざみの花』は
品切れになり、重版ではなく
新たに英語も併記して出版されました。

詳しい概要はこちらから


そして昨年の夏、名古屋市在住の女性が
この絵本を朗読して
YouTubeにアップしました。

ゆっくりとそして淡々とした語り口は、
戦争体験を持つご年配の方はもちろん、
子供たちの心にもストレートに響きます。

ぜひ視聴してみてください。


〒453-0047
愛知県名古屋市中村区元中村町2-38